カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

不満だらけのWBC強化試合

オーストラリア代表を迎えて行われたWBC日本代表の強化試合。わしも大きな期待を持ってテレビ観戦したのだが、はっきり言って不満だらけ。あんなので「大勝」とか「快勝」なんてなぜ言えるのか?得点も失点もまったくスッキリしない。TBSの実況アナは「ソツがない」を連発していたが、単にオーストラリアにソツがありすぎるだけだろうが。アウトカウント間違えて一点やるようなスットコドッコイに勝ってもどうにもならん

本大会を踏まえて、まず先日のエントリーでも書いた投球数制限ルールはやはり引っかかった。ダルビッシュがあのペースで投げれば4回か遅くとも5回の途中で降板ということになろう。このあたりは投球数の多い松坂や涌井でも同じこと。思ったとおり常識的な投手起用法は通用しない。しかも今回の大会は以下のルールがあるため連投ができない

1試合で50球以上投げた投手は中4日、30球以上50球未満は中1日、30球未満は連投できるが、連投した場合は中1日、それぞれ登板間隔を空けなければならない。また、準決勝で30球以上投げた投手は決勝では登板できない。

中4日空けるということは日程的に同一ラウンドで再登板することはできない、ということ。1イニングの投球数が15球として毎試合使いたい投手は2イニング以内しか使えないということになる。こんなことに神経を使わなければならない野球など、わしが観たい野球ではないのだが、決めてしまったルールだから仕方ない

詰まるところ少なくとも第一ラウンドでは「登板即100%の力が発揮できる投手」が求められることになり、ダルビッシュのようなスロースターターは不向きと言わざるを得ない。よってわしは第一ラウンド勝負どころの先発に渡辺俊介を強く推す。彼なら70球で5回までいける。打線が2回りしてようやく慣れた頃に速球派の投手に代えれば相当相手は手間取ることだろう

話が逸れた。オーストラリア戦に話を戻す

ダルビッシュが早々に降板して次にマウンドを任された岩隈はリズム良く投げられていたとは思う。しかし内容的には結構甘い球も多く、どちらかと言えば相手打者の打ち損じと見える場面が目立った。投手陣の収穫はわずか8球で3人を抑えてみせた岩田くらいだろうか

打線は打順が不満。一番青木、二番中島、三番イチローは大愚策と断言してしまおう。あれならフリーバッティングと同じ。わしなら一番イチローは動かさない。どうしても動かす必要があるのならイチローは4番でいい

TBSの中継にも一言。あんな礼賛放送いらんわ。初めて見る投手の初球を打っていく打者に「積極性がすばらしい」って、、、緊迫する場面であんなバッティングして凡退したら単なるバカだろ。もっと分析や解説をしろ。あんなんじゃオッサンが居酒屋でテレビ観戦しながらくっちゃべってるレベルと変わらん

不安だ。正直わしは不安がより高まった