暴論だが持論
文科相、学力テストは「来年度から抽出調査に」(産経新聞) - Yahoo!ニュース
川端達夫文部科学相は9日の閣議後会見で、小学6年と中学3年の全員を対象に行われている全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)について、「関係団体や有識者から今後、意見を聴くが、抽出方式でやる方向でまとめようという意志を持っている」と述べ、来年度から抽出調査に転換する方針を明らかにした。
自治体などからは全員調査について「子供一人一人が自分の学力を把握できる」として評価する意見も出ているが、川端文科相は「そういう声もあることは承知している」としつつ、「成績を上げることだけを競争し合うことになっては意味がない」と述べ、全員調査が過度の競争を招くことに懸念を示した。
この記事でも後半に書いているが、全国学力テストに反対しているのが民主党の支持母体である日教組だということはとりあえず置く。わしが問題視するのは(過度の)競争を否定する川端達夫の発言
これから書くことはたとえ暴論だと言われようともわしの持論である
学校教育においては競争こそ本質だ
他人と優劣を競うからこそ向上心が育まれる。「ある分野ではどうしても勝てない」と思えば別の得意分野を開拓してそこに全力投球する。一番になれないなら少しでも順位を上げる。テストの点数はその指標だ。そうやってモチベーションってのは保つもんだろ
成績の良い者を正当に評価する。向上心のある者、やる気のある者を積極的にサポートする。教育者のすべきことはそういうことだろ
だいたいわしは「ナンバーワンにならなくていい、もともと特別なオンリーワン」なんて考え方が大キライだw。それは大人になってしまってからの言い訳であり慰め。子供に対して言うことじゃない。やってダメなら仕方ないが、努力を評価するのは結果が出てからでも遅くはない*1。競争を否定してしまったら最初からやる気なんて出るわけないだろうが
スポーツの世界では「良きライバルがいたから、ここまで記録を伸ばせた」なんて話をよく聞く。それに対して「記録を伸ばすことだけを競争しても意味が無い」なんて言うバカはいない
これはスポーツの世界だけの話ではない。商売でも勉強でも本質的には競争が向上をもたらす。それを下ばかり見て結果を平らにしようとするやり方は民主党のあらゆる政策に通ずる。だがそれは全体のレベルを低水準で停滞させるだけになりはしないか
子供は大いに競争しろ!教育者はいたずらに競争を煽れ!
ポチッとな
*1:だからわしはそう言って慰めて欲しいお年頃ですw