計画的にやりましょうよ@タモリ
asahi.com(朝日新聞社):民主指摘の「ムダ事業」、こっそり概算要求 - 政治
鳩山内閣がまとめた来年度予算の概算要求に、民主党が政権交代前に無駄と判断して廃止や削減を求めていた事業が多数含まれていることがわかった。別の項目に潜り込ませる形で要求した事例もあった。予算の無駄の洗い出しに取り組む行政刷新会議は、実態把握に乗り出す方針だ。
無駄根絶を掲げる民主党が、自らの判断に反する予算編成を進めていたことになり、閣僚ら政務三役の本気度が問われる。省庁によっては「削減されるのりしろを用意した」(政務三役)との意図もあったとみられる。
これって政治主導の名のもとに概算要求基準(いわゆるシーリング)を撤廃した結果、各省庁がとりあえず思いつく限りの事業予算を「エイヤッ!」と積み上げて「ハイ!あとは政治家さんの方でひとつヨロ!」とやっただけのことでしょ
ざっくり言ってしまうと、大蔵省による概算要求基準が制度化される以前のやり方に戻ったってこと。当時は各省庁が予算要求段階で「これは要らんやろ〜?」(byこだま・ひびき)と明らかに思えるような事業予算をわざと目立つように盛り込んで本命の予算要求を通す、というような駆け引きが為されていたんだそう。これが記事中の「削減されるのりしろ」ってやつ。要は時計の針を何十年分も逆回しじゃなくて左回しにしたと
逆回しにしただけならまだしも、今度の予算調整を行うのは政治家。財務省のプロの査定を受けるわけではないし、責任は政治家が取ってくれるらしいから役人は気楽で良いわなw。なんたって「政治主導」だもの。それに民主党には元官僚がいっぱいいるから大丈夫なんでしょうw
しかし総理大臣は「国債発行は前政権以下」、財務大臣は「足りない分は国債で補う」って言ってることが真逆なのに、どこを目指して予算を調整すればいいんだか。政治家さんも大変だわー(棒読み)