カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

それじゃダメだよ谷垣総裁

ムダ排除で財源は必ず確保、公約は実現=鳩山首相 | Reuters

 [東京 28日 ロイター] 鳩山由紀夫首相の所信表明演説に対する各党代表質問が28日午後の衆院本会議で始まった。トップバッターにたった自民党谷垣禎一総裁が民主党の財政運営を「破たんのシナリオ」と批判したのに対し、鳩山首相はムダの排除で新政策に伴う財源は必ず確保すると明言。

 恒久財源の乏しさをつく質問に対して、政治に対する国民の信頼回復の前に消費税増税を行う必要はないと反論した。

 谷垣氏が問題視したのは総選挙前から追及してきた民主党政権の財政運営と成長戦略の不透明さ。政策をトータルでみれば「景気をかえって冷え込ませることになる」と指摘。財政運営では予算の組み替えでムダを失くすとしながらも、国債増発の議論が出る状況に対し「予算はムダだらけだからこそ、それを財源に新規の恒久的な施策ができると公言したのだから、それに見合う恒久財源を示すべきだ」と質した。さらに一般会計で95兆円超と過去最高に膨らんだ2010年度予算概算要求に関連し「これでは債務残高が膨らむばかりで、破たんのシナリオだ」と述べ、「国民経済が立ち行かなくなるのは必至だ」と批判した。

  これに対して鳩山首相は「ムダ遣いや不要不急の事業を見直し、財源は必ず確保できると確信している」と述べ、今後の予算編成では行政刷新会議と各省で思い切った歳出削減を通じ「財源は必ず確保する」と繰り返した。

 政権発足後1カ月の政権運営について谷垣氏は「内政・外交から象徴的には日本郵政の人事に至るまで、約束違反・言行不一致ばかりが見受けられる」と指摘。民主党衆院選マニフェスト政権公約)は、実現可能性が極めて疑わしい項目も散見され、「羊頭狗肉」と切り捨てた。さらに2010年度概算要求に関して「民主党は『高福祉・低負担』で日本が存続できると考えるのか」と追及した。  

 これに対して鳩山首相は「(公約は)4年間の国民との契約であり必ず実現する」とし、4年後に達成されなかったと国民に思われたときには「政治家の責任を取る」と明言。

 福祉と負担のあり方では、「大きな政府・小さな政府を言う前に政治は弱い立場の人のためにある」とあらためて語った。市民活動などを政府が支援する新たな公共政策により「それほど大きな負担にならなくとも大きな幸せを享受できる社会を作ることができる」と反論した。

 そのうえで成長戦略や財政健全化のビジョンがないとの指摘に鳩山首相「あなた方に言われたくない」と語気を強め、「こんな財政にしたのは誰なのか。旧来型の政・官・業の癒着に基づいた成長戦略とは一線を画したものをわれわれは考えていく」と語った。 

(ロイターニュース 吉川 裕子)

谷垣総裁。「民主党の経済政策では景気が悪くなる一方だ」というのはまったくその通りと思うが、「債務残高が膨らむことで経済が立ち行かなくなる」などという民主党とまったく同じ稚拙な論法で批判してどうする

財源は国債で確保できる。だから財源論を言うのも変。それは前総裁批判も同然の論理だろう

あなたがすべきは「債務残高が増えると日本経済が立ち行かなくなる」という鳩山の論理の誤謬を正し、それでいてなぜ来年度の国債増発を容認するかのような発言を繰り返しているのか、その矛盾を指摘することだ。その上で前政権の取り組みをアピールするでもよいし、国民をいたずらに刺激し不安を煽る鳩山と彼の内閣の迷走発言を追及するのでもよい

民主党政権が「不要不急」「ムダ遣い」と称する事業を停止してまで実行せんとする子ども手当等の政策については、その経済効果をいかなる試算に基づいて、どの程度と見込んでいるのか、それを聞けばよい。鳩山は常に具体論を避けて理念で誤魔化そうとする気味があるので「政治主導の成果を数字で示せ」と迫ることで逃げ場をなくせばよかろう

鳩山は政策論争に弱い。持論を自由に展開している間は良いが、各論に踏み込まれるとパニックを引き起こし馬脚をあらわすパターンが選挙前の党首討論などでもよく見られた。まずは徹底的にそこを突くことだ

それにしても鳩山の「あなた方に言われたくない」という答弁はヒドイ
小学生かお前は
ポチッとな