カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

麻生太郎はお見通し

上に民主党政権の経済政策の問題点を書いた後、麻生太郎前首相のホームページを覗いたら、すべて的確に見抜いていたので紹介する
麻生太郎オフィシャルサイト

「例会挨拶09・12・03」
【要旨】
● 現下の日本経済について、景気・雇用を中心に、いろいろな方がいろいろなことを言われているが、政策の一つ一つをあげつらうことはしない

● ただ、経済全体を考えれば、政府としてしっかりと富の分配をする為には、経済を成長させなければならない。しかし、その成長戦略は見えてこない

● デフレと言うが、資産デフレが最大の問題だ。土地・不動産価格が下がれば、企業の担保力が落ち、金融機関の貸出に影響が出る

● また、需要がない状態では、いくら金融を緩和しても効果が薄いことはすでに経験済みだ。ここは財政政策を効率よく行うべきで、公共事業もためらうべきでない

● 先行きが見通せないデフレ下では、「あしたになればもっと安くなるかも」と、購買意欲が失われる懸念もある

金融緩和についてはまったく同意見。先日も日銀が10兆円の量的緩和を打ち出したが、そもそもの額が少なすぎる上に、需要に対して供給過剰の現状ではいくら金融機関に資金を提供したところで企業は金を借りないし投資も増えない。投資が増えなければ家計収入が減り、消費支出も減り、当然のことながら税収も減る。こんなことは目に見えている

やるのなら日銀に国債を買い取らせた上で*1、政府支出という形で資金を効率的に市場に投下して需要をつくりださなければならない。その効率的な方策が公共事業ということになろう

その辺の事情を麻生氏は完全に理解できている。60過ぎて母の小遣いに頼りっきりのどこかのバカ息子とは大違いだ

麻生太郎を失ってしまったことが日本経済にどれだけの損失をもたらしたか。これを読むとよーくわかる
ポチッとな

*1:政府紙幣を刷る手もアリ