2011年3月11日に起きたのは「原発事故」ではない!
もうとにかくこれを聞いて欲しい。わしはこういう偽善者が本当に大嫌いだこれ、嘉田は心で思っても公の場で絶対に口にしてはいけないことを言ってしまったと思う
歴史認識の問題、政策の問題、原発と原爆を同列で語る不見識、いろいろな問題はさておいたとしても、あの日、2011年3月11日に起きた大地震とそれに伴う大津波の惨禍に一言も触れることなく、「原子力発電所事故が大きな犠牲を国民に強いた」だと、、、
確かに原子力発電所至近の住民の方々は、住み慣れた土地を離れ、大きな不安の中まったく新しい生活を始めざるを得なくなった。それは「大きな犠牲」であろう。しかし、百万歩譲ってもあの日起きた最大の悲劇は、未だ一人の命も奪っていない福島原発事故などではなく、数多の人命を一瞬にして奪っていったあの大津波だ
家族や友を失いながら、ズタズタに引き裂かれた愛すべき古里の再生のために踏ん張っている人たちのこと、まずそこに思いを致すのが普通の人間の感覚というものだと思うが、そこをスルーして「まず原発」というイデオロギー優先の発想になってしまうような人間が東北・三陸の復興の為に力を尽くしてくれるなどとは到底思えない
本性見たり嘉田由紀子