カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

後藤田正純よ、まずは勉強せよ

自民・後藤田正純衆議院議員Facebook上で、玉砕や、特攻で散った英霊を「玉砕、特攻など無駄死にをさせられた方々」と表現 やまと新聞

3日、自民党後藤田正純衆議院議員(徳島3区)が、自身のFacebookのウォールに靖国参拝に関わる書き込みを行った。

靖国参拝について議論。なにより天皇陛下が参拝できる神社になるためにはどうするか、この議論から逃げていないか?玉砕、特攻など無駄死にをさせられた方々やその遺族に対して国家として国民としてけじめを付けたのか?殴った方は忘れるが、殴られた方は覚えているのは、世の常である。アジア諸国は、日本軍のしてきたことを、忘れるだろうか?おそらく賢明な総理官邸は、この疑問に明確な答えをもって、考えて行動されたと信じたい」

後藤田議員のこの書き込みに対し、肯定的な意見と否定的な意見、双方のコメントが書き込まれた。

件の書き込みのスクショがこちら

結論から言うと、勉強が足りなすぎる

まずは言葉の間違いから指摘したいが、天皇陛下の参拝のことは「御親拝」と言う。FBでの書き込みはパブリックコメントと同様なのだから、まずその辺からしっかりしてほしい

文脈から見て、靖国神社への天皇陛下の御親拝を仰げない理由は「無駄死にした兵士の遺族に対して日本国家としてけじめをつけていないから」「日本軍がアジア諸国に対して暴虐非道をはたらいたから」であると言いたいようだが、どの程度の歴史知識をもってこのようなことを言っているのか。せいぜい教科書的自虐史観の域を出ない認識だからこんな物言いができるのだろうと推測される

玉砕や特攻は確かに戦術としては無駄、無謀であったであろうが、兵士の死まで「無駄死に」と言い切るのはあまりにも戦死者あるいは遺族に対する配慮を欠いたものだろう。代議士という立場にありながら、国家よりも自らをさらに一段高みに置いて断罪する神経は到底理解できるものではない。何を知っていてそこまで偉そうなことが言えるのか問いたい

天皇陛下が御親拝を取りやめた理由ははっきりとはわからないが、靖国神社への参拝に際し「公人か?私人か?」が議論の対象になっていることは理由の一つとして考えられる。天皇陛下には国務大臣国会議員のように公私の別をつけることなど不可能。故に政治問題化を避ける意味で控えられている、ということは考えられる

それにしても亡くなられた兵士やその遺族に対して国家がこれ以上何をすれば「けじめ」がついたことになると言うのだろうか?その部分がまったく意味不明で文章の後半と繋がらない。まさか国内外に対して謝罪しろ!なんてくだらない話じゃあるまいな?w

後段の「殴った方は忘れるが、殴られた方は覚えている云々」などは完全に自虐史観に染まった左派の思考と合致するものだ。前エントリーの新藤大臣による「アジア諸国とは具体的にどこのことだ?」という質問を後藤田氏にもぶつけてみたい。どうせ大した答えは出てこないだろう。文面からも不勉強が滲み出ている

後藤田氏よ、まずは勉強しなさい。話はそれからだよ