カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

漁船「が」自衛艦に衝突転覆したらしい一件

自衛艦と衝突、釣り船の4人は救命胴衣着用せず(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース

 瀬戸内海の広島沖で起きた自衛隊輸送艦と釣り船の事故。船長を含む2人は岩国市内の病院の集中治療室に運ばれ、現在も意識不明の重体です。その他の2人にけがはありませんでした。そして、釣り船に乗っていた4人について、海上保安庁の調べで救命胴衣を着けていなかったことがわかりました。

 事故原因について、海上保安庁によりますと、輸送艦おおすみ」は「よけようとしたら釣り船が転覆した」と通報したということです。そして、そのおおすみ」の左舷後ろの部分には衝突したような跡があるということです。

 2隻の進路や位置関係、それから衝突の直前にどのような動きを具体的にしていたのかなどについては、「おおすみ」の乗務員やけががなかった釣り船の2人から事情を聴くなどして、業務上過失往来危険の疑いで詳しく調べているということです。

 政府関係者に取材したところ、2隻は同じ方向に進んでいたということですが、右側にいた「おおすみ」がやや左側に進路を変更したときに、直進していた釣り船の姿がいったん見えなくなり、海を確認したところ、釣り船が転覆した状態だったという情報もあります。

このニュースを見ると、普通にいくつかの疑問点が浮かび上がってくる

なぜ釣り船は衝突するほどおおすみに近づいたのか。おおすみが釣り船の位置を確認した時点で十分な距離をとっていれば、ニュースで伝えられるように左へ舵を切ることは考えにくく、それでも後方に衝突したというのは釣り船の方が急速におおすみに近づいていった疑いがある

そもそも海上交通のルールでは相手船を右舷方向に見る船の側に回避の義務が生じる。ニュース中の政府関係者の話によると両船は同一方向に進んでいたとのことなので、この場合は漁船の側に回避の義務が生じていた可能性が高い

釣り船に乗っていた4人が救命胴衣をつけていなかった点は言い訳のしようもないだろう

まだ情報が少ないので断定的なことは言えないが、この段階であたかも自衛艦の航行自体に問題があるかのような論調の記事が踊っているのはまったくおかしい。むしろここまで出てきた情報によれば釣り船の側の過失の疑いが強いのにも関わらずだ