カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

米大使のあまりにも軽率な発言

キャロライン・ケネディ駐日米国大使 on Twitter: "米国政府はイルカの追い込み漁に反対します。イルカが殺される追い込み漁の非人道性について深く懸念しています。"

突然のこの発言。しかもケネディ女史個人の見解ならともかく、主語がアメリカ政府になってしまっている。こんなこと勝手にやっていいのだろうか?

非人道的とか言うが、アメリカ人が大好きな七面鳥や牛なら良くてイルカだとダメという発想は差別意識の発露としか言いようがないのだが

動物としての牛を見ればかわいいと思い、食品としての牛肉を見れば美味そうと思う。たったそれだけのことだ。イルカだって同じ。これが「違う」って言うのは根底に差別意識があるからにほかならない。捕鯨反対論者がよく言う「イルカは知能の高い動物」などはまさに差別の構造と同じもので最低の理屈だ。ならば知能の劣る人間は虐げられても良いのか?と問えば自ずと答えはわかろう

勘違いしてほしくないのは、この理屈は犬食とか猫食にも同じことが言えるということ。犬食はかつては日本でもあったし、猫食も日本を含む世界の至るところで見られたものだ。それが食文化としてそこに存するのであれば、等しく尊重されねばならない。「犬や猫は愛玩動物だから食べるな」というのはケネディ女史(あの発言の主語はアメリカ政府でしたが)と同じ理屈。そこは踏み違えないようにする必要がある。感情として「嫌」と思うのと、食文化を否定して止めさせたりするのはまったく違う

ケネディ女史がユダヤ教徒でその信条からイルカ食を否定した可能性もあるが、主語がアメリカ政府になってしまっている以上、その言い訳も通用しない。この発言がどこまで追及されるかはまったくわからないが、問題化すれば軽率の誹りは免れないだろう