東北風土マラソン ふりかえり その4
今朝は雨のためランオフ。金曜日なのでいつもどおりとも言える
さて東北風土マラソンのふりかえり。ラストまで行っちゃいましょう
中盤戦〜ゴールまで
あんかけ油麩丼をしっかり完食して取水門のある堤体の上を行く。風が結構向かってきていて、周りにツラそうな人が増えてきた。アタクシはまだ余裕があったので小さな集団の前に出て、風除けになったつもりで走る
次のエイドではイチゴが出ていたがこれはパス。代わりに澤の泉というお酒の仕込み水をいただく。喉が渇いてきていたので思わずおかわり。ゴミ箱がエイドのすぐ先にしかないので、ゆっくり歩きながら飲んだ
エイドを後にして、沼の端を横切る道へ出る。ここも遮るものがなく、風が直接吹きつけてくるのだが、運悪くこんなところで単独走になってしまう
距離はまだ30kmくらいのところ。疲れてはきているが、これまでの2回のフルに比べれば痛いところもなく、まだ十分走れる。ここからゴールまではいつものジョグくらいの距離。これなら余裕!と思ったが、この吹きっさらしの単独走が思いのほか脚のスタミナを奪っていたのかもしれない
次のエイドの給食はお山のマドレーヌ
甘い!美味い!美味いんだけど、予想どおり口の中の水分を持って行かれる。これから終盤なのにこのままはツライ。水をもらって流し込んだが、ちょっとあわてたせいかムせた。でも咳き込んでも腹筋が痛くならなかったのは良い傾向。まだ身体は大丈夫
このあたりでは、まだハーフを走っている、もしくは歩いている人たちを何人も追い抜いた。その中には背中に青天白日旗をつけた、台湾から来たと思われる人の姿もチラホラ。喘ぎながらつらそうに走る男女ペアの台湾人ランナーの方に追い抜きながら「加油!」と声をかけると「あ、ありがとう。がんばってー」と日本語で答えが返ってきた。もっと話せたら震災支援の感謝もしたかったけど、そんな語学力があるわけもなし
しかし、走る国際交流。ちょっと嬉しかった
距離は35kmに近づき、さすがに疲れてきた。しかしそれでも過去2回のフルに比べれば元気。ここまでずっとペースを抑えてきたので保っているだけかもしれないが、残りの距離を考えるとなんとか行けるかも、と考えてペースアップ。すぐにキロ4分40秒くらいまで上がる。股関節は多少キツイがこれなら行けそう、と思って数百m進んだところで左ふくらはぎにピキッと電流のような感覚が走る
経験的にすぐに攣る兆候だとわかったので、あっさりと諦めてペースダウン。このまま騙し騙しゴールまで行くことに決めた
次のエイドでは待望の笹かまぼこ!
子供の頃から食べ慣れているのでわかりきった味だが、ほんのり塩味が疲れた身体にはうれしい
一周目でも応援してくれたおばあちゃんの集団がまだ続けて応援してくれていたので帽子を取ってこれに応える。思わず「たぶんオレの方が早く死ぬから〜」と冗談にならない冗談を飛ばしてしまったが、ほとんどのおばあちゃんは笑って流してくれた。ウケたから良し!
38kmくらいの緩やかな上り坂。いよいよつらくなり、脚が上がらなくなってきたところで、意を決して歩きに切り替え。歩いて回復を促す「ウォークブレイク」という当初からの作戦を実行してみた。これは10回深呼吸する間は早歩きし、終わったらまた走り出す、というもの。これがよかったのか、また少し走る元気を取り戻した
最後のエイドでは一周目同様わかめ餃子をいただいただけなので、ここは写真なし(-。-;
40kmを過ぎて残りはわずかとなったが、足は重くなる一方。ペースを落としてもふくらはぎに攣りの傾向が出るようになってきた
「もう一回歩いちゃおうかな」と思い始めたまさにそのタイミングでカミさんから電話。ゴールで息子が待っている、という
この電話に力を得てラストスパート!、、、は、せずにペースをキープして一歩一歩進む
41kmを過ぎ、緩い坂を上りきったところで、、、いた!息子発見!
駆け寄ってきた息子の手を引いて一緒に走り出す。公認レースだといろいろ言われるかもしれないけど、東北風土マラソンはなんでもアリ
息子の走りに合わせ、最後はゆったり。息子の小さな手をしっかり握ったままでのゴールとなった
正式タイムは3時間47分22秒(完走994人中178位)
以下、手元時計によるペース一覧。といっても最初にスタートボタンを押し忘れているので参考記録
最後にゴール後のようすもふりかえります
↓ポチッとしていただいたりコメントをいただけると励みになります
にほんブログ村