ゴー宣読んだ
ぶらりと本屋に立ち寄ったら平積みされていたので買ってきた
- 作者: 小林よしのり
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/06/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本の中でわしが一番強い印象を受けたのは、イラクで人質になった3人の話。この件に関しては以前から小林氏が3人を擁護する発言をしていることは知っていたが、なぜそこまで擁護するのかについてまでは詳しく知らなかった。小林氏は3人を揶揄する材料として喧伝された「自己責任」論を批判し、「思想信条がどうあれ、人質の解放に全力を尽くすのは国家の義務」と主張している
わしは事件当時、人質の3人に対しては「馬鹿」であると言っていたし、現在の活動も冷ややかな目で見ている*2。それでも「思想信条は関係ない」と言い切れる小林氏の主張には感心してしまったし、まったくの正論と思う
ほかにもパラオの訪問記など内容盛りだくさんで読み応えは十分。氏の主張はいろいろ敵を作りやすいことも確かだが、賛成反対はこの際置いた方が良い。読んでみて損はないと思う
余談だがわしが自分のことを「わし」と書くのは小林氏の真似ではない。草の根ネット時代に他人の書き込みが面白くて真似たものなので悪しからず