カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

ゴー宣読んだ

ぶらりと本屋に立ち寄ったら平積みされていたので買ってきた

ゴーマニズム宣言EXTRA パトリなきナショナリズム

ゴーマニズム宣言EXTRA パトリなきナショナリズム

最近はすっかりSAPIOも立ち読みどまりで「ゴー宣」の主張がどうなっているのかもわかっていなかったのだが、どうやら反戦左翼とともに親米保守にもその矛先が向いてきている模様。わしも単純な対米追従論には拒否感のある人間なので*1うなずける部分が多かった

この本の中でわしが一番強い印象を受けたのは、イラクで人質になった3人の話。この件に関しては以前から小林氏が3人を擁護する発言をしていることは知っていたが、なぜそこまで擁護するのかについてまでは詳しく知らなかった。小林氏は3人を揶揄する材料として喧伝された「自己責任」論を批判し、「思想信条がどうあれ、人質の解放に全力を尽くすのは国家の義務」と主張している

わしは事件当時、人質の3人に対しては「馬鹿」であると言っていたし、現在の活動も冷ややかな目で見ている*2。それでも「思想信条は関係ない」と言い切れる小林氏の主張には感心してしまったし、まったくの正論と思う

ほかにもパラオの訪問記など内容盛りだくさんで読み応えは十分。氏の主張はいろいろ敵を作りやすいことも確かだが、賛成反対はこの際置いた方が良い。読んでみて損はないと思う

余談だがわしが自分のことを「わし」と書くのは小林氏の真似ではない。草の根ネット時代に他人の書き込みが面白くて真似たものなので悪しからず

*1:というか反米なもんで

*2:とくにプロ市民団体支援の講演活動に忙しい高遠菜穂子氏とかね