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カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の45歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

ブタがいた教室

映画

正月休み消化のため無理やりとった休暇の一日は「映画を観る日」に決定。たまたまWOWOWで放送されていた「ブタがいた教室」を観る

ブタがいた教室 (通常版) [DVD]

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6年2組担任の新任教師・星はある日一匹の子豚を教室に連れてくる。目の前の子豚の愛らしさにはしゃぐ児童たちに星は「このブタを育てて、最後にはみんなで食べよう」と提案する。児童たちは賛成し、「Pちゃん」と名付けて校庭で飼育を開始する。小屋作りから餌やり、掃除、糞尿の始末など、戸惑いながらもPちゃんの世話をするうち、児童たちはPちゃんに家畜としてではなくペットとしての愛情を注ぎこむようになる。瞬く間に1年が過ぎ、卒業を間近に控えた児童たちはPちゃんの処遇をめぐり、教室を二分した論争をはじめる、、、といったストーリー。ちょっと表現が固いかもしれないが、まあこんなもんだろう

子供たちに焦点を当てて、自主的に考える事、判断する能力の成長を描こうとしたのはわかる。わかるのだが、結果として豚を「食べる」「食べない」の論争がいつの間にか「食肉センターに送る」か否かにすり替わってしまったせいか、逃げたような印象だけが強くなってどうにも腑に落ちない。印象的なエピソードを提供する転校生の女の子や肉屋(?)の息子の設定も消化不良のまま。肉屋(?)のオヤジがせっかくいいこと言うのに、それが全然結末に活きてこないのには歯がゆさを感じてしまった

正直わしは子供たちの青臭い議論そのものがあまり好きになれなかった。劇中妻夫木聡演じる星が「僕は子供たちに残酷なことをしてしまったんじゃないでしょうか?」と吐露するのだが、即座に「まったくその通りだよ」とツッコミを入れてしまった。この授業が子供たちを結論の出ない袋小路の議論に向かわせ、無用な心の傷を負わせてしまったように思えて仕方なかった。もちろん情操教育として家畜の飼育というのは有用だとは思うが、あまり子供の自主性を尊重しすぎると却ってその子供に心的負担を強いる結果になるのではないか?などと真面目に考えこんでしまった

ただし、それらの不愉快さも含めて一気に観られてしまったことは事実。ドキュメンタリー的な手法ながら、ちゃんとエンターテインメントとしては成立している。まあ「面白い」と素直に評せないのは個人的嗜好のせいなので、そこは各々観て判断すべし
ポチッとな

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