カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

DVDいろいろ購入

タワーレコードのカードの有効期限が迫っていたので、DVDを漁りに行く。売り場をうろうろと歩き回った挙句に購入したのは次の3タイトル
恋に落ちたシェイクスピア コレクターズ・エディション [DVD]「恋に落ちたシェイクスピア
「ブルークラッシュ」
ローマの休日
我ながらわけのわからんチョイス。「恋に落ちた〜」はホームシアターユーザーの間では垂涎の高画質ソフトとして知られてきたタイトル。の割りに今まで買ってなかったのだが、今回「1枚買うと1枚もらえる」キャンペーンの対象商品になっていたので購入。「ブルークラッシュ」はその「もう1枚」の方

ブルークラッシュ [DVD]「恋に落ちた〜」は確かに高画質。精細感も確かにあるのだが、何と言っても豊かで鮮やかな色彩に満ちた画面づくりがすばらしい。とくに衣裳デザインの細やかな工夫が画面からはっきりと見て取れる。「恋に落ちた〜」の高画質に感動しつつ「ブルークラッシュ」も試聴してみて、これまたびっくり。こちらもなかなかの高画質。あまり期待していなかったのでうれしい驚きだった。サーファーが波に乗り出すときの海の美しさ、波音の臨場感も上々の出来だ

ローマの休日 製作50周年記念 デジタル・ニューマスター版 (初回生産限定版) [DVD]ローマの休日」は完全に衝動買い。テレビでしか見たことのない作品だったので、こういう名作をホームシアターで楽しむのも一興かな、と考えて購入した。デジタルリマスターの売り文句にも乗せられた。試聴してみると、確かに映像も音声も古さをあまり感じさせない。モノクロ映像ながら、オードリーのつややかな肌の質感がしっかりと感じられる。それにしてもこのときのオードリーは美しい。美容院で髪型を変えるシーンでのオードリーのアップには思わず口を開けたまま見入ってしまった。日本語吹替が池田昌子なのもうれしい

が、不満も一つ。なぜかこのDVD、画面がテレビサイズ(4:3)収録。前述のようにわしは「ローマの休日」のオリジナルを劇場で見たことはない。なのでオリジナルの画面サイズがどうだったのかはまったくわからないのだが、まさかテレビサイズで公開されていたなんてことはなかろう。おそらく劇場公開時はビスタサイズだったのではないだろうか?もしかすると日本公開では上下をカットしたシネスコープサイズだった可能性もある。いずれにしてもオリジナルと違うことは間違いないと思う

映画作品をセルソフトでリリースする際になぜテレビサイズにカットするのか意味がわからない。ひょっとするとビデオ素材しか良質のマスターがなかったのかもしれないなどと思って調べてみたら、イギリスで発売されているPAL盤の仕様には「Full Screen」と記載されているではないか。日本の製作会社は映画ファンをナメてるんだろうか?画面をトリミングする行為は製作者の意図すら変えてしまう可能性がある。ファンとしてはそれを余すことなく受け取りたいところなのに、製作会社の都合で勝手にそれを変えられるのは許しがたい。増してDVDソフトというのはコレクション的性格の強い商品なのだから、もっとユーザーの所有欲を満たす方向で工夫を凝らしてほしいものだ