北京五輪野球日本代表準決勝進出
ここまでは既定路線。「5勝2敗が条件」と言っていたメディアもあったがわしは最初から4勝がラインだと思っていたから
準決勝の相手が気になるところだが、最終戦の結果を待たずに1位韓国、2位キューバは確定したわけだから、今日の米国戦に勝てばキューバ、負ければ韓国と準決勝で当たることになる
勝敗成績では両国に遅れをとっている日本だが投手力は今大会ナンバーワンと言ってよいのではないだろうか?ちなみに4強のここまでの得失点状況をまとめるとこう
韓 国 得点31 失点22
キューバ 得点35 失点22
アメリカ 得点36 失点20
日 本 得点28 失点10
日本だけ極端に失点が少ない。無論条件がイコールではないので単純比較はできないが、和田が李大浩に喫した2ラン以外は自滅に近い失点の方が多く、それほど痛打されたという印象はない。まして決勝トーナメントに入ってしまえばここまでの勝敗は関係ない。投手力に勝る方が有利なことは間違いない
となると問題は打線の方。完全に不調の底に落ちてしまった村田はもはや外さざるを得ないだろう。どうみてもタイミングの取り方がおかしいし、長打を打とうと力むあまりグリップがヒッチしてしまい、ますますバランスが悪くなってきている。守備や走塁で期待できる選手でもないので、無理に出すより代打としてベンチに置いておく方がまだマシだろう
そこで村田を外したときのスタメンを考えてみた
4 西岡
7 荒木
8 青木
3 新井
9 稲葉
6 中島
DH阿部
2 里崎or矢野
5 宮本あるいは2番サード宮本、9番レフトG.G.佐藤にしてもよい
これが一番理想的だと思うのだがどうか。青木は1番より3番のときの方が結果を残しているし、スワローズでも3番なのでやりやすいはず。現在の星野−山本、田淵体制だと細かい作戦は期待できそうにないが、荒木や宮本なら独自の判断でいろいろな手を打てる
もうやるしかない。打てる手は全部打つべき。復調に期待しているヒマはない