甦れシューマッハ
【記者会見】医師団「シューマッハは予断を許さぬ状態」|トップニュース|F1 車 映画|2013Live速報
F1で7度世界王者に輝いたミハエル・シューマッハが、スキーで転倒し、頭部を打ち緊急搬送された件で、医師団が現地時間11時(日本時間19時)から、グルノーブル大学医療センターで担当医師団による記者会見が行われた。
内容を集約すると、現在ミハエル・シューマッハは脳圧を下げるべく人工的な昏睡状態に置かれていて、容態は依然、予断を許さない。
今後の見通しも、この場で述べるのは時期尚早とのことだ。
『Bild(ビルト)』紙が報じるところによると、シューマッハの容態は依然、非常に深刻で、滑走時にヘルメットを着用していなければ命は助からなかったとのことだ。今のところ、さらなる脳外科的処置は予定されていない。
フランス『Le Dauphine Libere(ル・ドーフィネ・リベレ)』紙によると、シューマッハは治療的低体温の状態に置かれている。医師団としては、酸素を供給しながら脳の腫れが引くのを待つ方針だ。
昨晩届いたバッドニュース。昨年F1から二度目の引退をして悠々自適の暮らしをしていると思っていたシューマッハにまさかこんなことが起きるとは
正直現役時代のシューマッハはあまり好きではなかった。勝利のためならかなりダーティーな走りをして、しかもその絶対的強さとメルセデスという巨大なバックのおかげかあまり叩かれることもなく順風満帆のドライバーライフをおくっていることにどうしても好感を持てなかった。しかし彼がF1の歴史に燦然と輝く偉大なドライバーであり、セナやプロストの後を継いでF1を引っ張ったチャンピオンであることは厳然たる事実だ。その偉大な男を襲ったまさかの事故、、、
シューマッハはフランスのメリベル・スキーリゾートでスキーを楽しんでいたところ、崖から転落して頭部を岩に打ち付けたらしい。詳報によれば、シューマッハが滑っていた場所は本来のコースの狭間にある難所だったらしい。医師団の説明では「ヘルメットが彼の命を守った」とのことなので、事故は相当な外傷を伴うものだったことが想像できる
おそらく現在は頭蓋の一部を外して脳圧が下がるのを待っている状態だと思われる。詳細はわからないが脳神経を大きく損傷していなければ回復も期待できるかもしれない
今はただ彼の強靭な肉体と精神力が命を保つことを願うほかない。甦れシューマッハ!