iPod miniの耐水ケース
iPod miniをスキー場でも活用すべく、「WATERWEAR mini」というケースを注文、届いたので早速日曜に試してきた
http://www.focal.co.jp/product/detail.html?id_Product=771
本体は厚手のクリアケース。iPod mini自体より少々縦長になるが重さや大きさはそれほど感じない。縦長の秘密は独特のイヤホンジャック部分の防滴構造にある。ケース内部にイヤホンジャックのアダプターが装備されており、これが上部に突き出た形で延長され、そこに本来のイヤホンを挿す仕組み。接続部分はかなり深いところまでゴムで覆われているのでiPodに付属のイヤホンは問題なく接続できるが、家にあったSONY製のL字プラグのイヤホンは接続できなかった
クリックホイール部分は半透明のゴムで覆われ、一応ケースに入れたままでも操作ができる。ボタンを押す操作についてはまったく不自由は感じないが、音量を上下させるなどのスライド操作はかなり難しく、慣れるまで時間がかかった。素手でなければほとんど操作することは不可能なので、スキー場などでは、あらかじめ音量を調整しておく、プレイリストを編集しておく、などの準備が必要だろう
最初は付属のストラップで首から下げて使用する。本体はウエアの中に入れていたのだが、曲送りくらいの操作なら手探りでそのままできた。さすがに音量操作は無理だったが不便は感じない。転んでもみた(笑)かなりがっちりしていて丈夫なので安心できる。たとえ壊れる箇所があったとしてもイヤホンくらいの損失で済みそうだ。ただしこの首掛けストラップのクリップの造りが甘く、ちょっと上下動を加えるとすぐに隙間からケースが外れてしまう。これが果たして最初から甘かったのか使用中に変形したのかは判然としないが、これでは困るので途中からアームバンドで右上腕に固定してみた
腕に装着する形では本体やイヤホンのコードが外に露出するので目立つのはイヤだなあ、と思ったのだが、ゲレンデではいろんなアクセサリー(主にバッグ)を持った人がいるので、思ったほどは違和感ない。問題は強いて挙げれば、アームバンドを装着する位置がiPod mini本体の下半分になっているため、イヤホンコードから下向きに引っぱったりすると、バンドがねじれて本体がひっくり返ってしまうことか。こちらでも実験のため転んでみた(嘘)が、たっぷり雪に塗れても本体にはまったく影響がなく、心置きなく雪山で使用できることを確認した
かわいいminiを包むにしては少々ゴツイケースではあるが、iPodライフを支えるレジャーの友として心強い味方になってくれることは間違いない