わらぐちそばへ行く
日曜日、ソバ食いの相方の提案で山形県方面へソバを食べに行くことにした。同じくソバ食いのわしだが、考えてみると本場の板ソバを食べたことはない。そこで相方オススメの「わらぐちそば」へ行くことにした
新庄の街を過ぎ、最上川を横に見ながら山道へ入っていく。車が行き違うのも難しいほどの細い道に入るが、構わずどんどん行く。一応カーナビの表示に従って進んでいるので間違いないとは思うのだが「本当にここで良いのか?」と疑ってしまうほどの山奥。が、さすがはカロッツェリア。ちゃんと指示どおりの場所に「わらぐちそば」はあった
見た目はどう見てもただの古い民家なのだが、店の前の駐車スペースには宮城や福島など県外ナンバーの車。それなりに有名な店らしい
わしらが頼んだのは大板そば850円。これにげそ天をつけた。やってきた大板そばは横幅40センチくらいの本当の「大」板にソバがめいっぱい乗っている。白っぽい更科粉を使ったそばはかなり太めかつ短め。これにナスときゅうりの漬物とゴーヤの天ぷらがサービスでついてきた
歯ごたえのある麺は噛むとしっかりとしたソバの味が感じられる。つゆが少々薄めなのは、おそらくソバの味を楽しんでもらうためなのだろう。うまいのでどんどん食べるのだが、いかんせん量が多い。半分を過ぎたころにはちょっと飽きてくる。しかし残りはげそ天の力を借りながら無事完食。が、相方は食べきれなかったので、結局その残りも食べてしまった(汗)
ソバはかなりうまい。うまいのだがもう少しつゆの味が強くないとあの量は食べきれない。それでもここでしか食べられないであろう独特のソバは、山奥までドライブして食べに行く価値は十分にある