カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

テレビがつまんね

わしは生粋のテレビっ子。朝起きたり、外から帰ったりしたとき真っ先にすることと言えば大概テレビのスイッチを入れること。子供の頃、友達との話題の中心は前夜のテレビ番組のことだったし、今でも同年代と共有できる昔の思い出はテレビに関することが多い

ところが最近そのテレビが実につまらない。それもここ数年くらいで極端に面白くなくなったような気がしてならない。それでも長年のクセというのは恐ろしいもので、やはり今でも家にいる時間の大半はテレビ放送を流し見しているのだが、やはり面白くない。一週間で見るのを楽しみにしてる地上波の番組がどのくらいあるか思い出してみたが、先日再開した「大改造!ビフォーアフター」と「ぐるナイ」「タモリ倶楽部」くらいしか思いつかない。自分の嗜好が変わってきたのも理由のひとつではあろうが、それだけとは到底思えないほど番組それ自体に魅力を感じない

不況の影響でスポンサー収入が減り、番組制作にかけられる予算が削減されている、という話はよく聞くし、ある程度は理解できるのだが、それにしても「やっつけ」の番組が多すぎやしないだろうか?

「やっつけ」番組の中でも極めつけが「お笑い芸人歌がうまい王座決定戦」の類。お笑い芸を見せない芸人のカラオケを2時間枠で放送して、いったい何が面白いというのか。そうは言ってもこれだけ同種の番組が乱造される状況を見ると、おそらくある程度の視聴率が計算できるからなのだろうということはわかる。「へー、この人こんなに歌がうまかったんだ」という意外性を楽しむ番組の趣向もわかる。わかるが、それは視聴者の興味を惹くような人物が出演してこそのことであって、名前もあまり知られていない駆け出しの芸人やバラエティ番組の雛壇タレント*1が大してうまくもない歌を披露したところで、そんな「参加できないカラオケ」をダラダラ見せ付けられても苦痛にしかならない。制作費と出演者のギャラを抑えるためのお手軽企画であることは、もう視聴者もとっくに見抜いているはず

近年猛烈に増えたクイズバラエティの類もつまらなくなってきた。基本的にクイズ番組自体は好きなのだが、あまりに芸能人同士の内輪受けの要素が強すぎる。とくに「ヘキサゴン」のわざとらしさにはかなり辟易。司会の島田紳助が自分の取り巻き芸人を集めて、バカ騒ぎをしたいだけの番組に見えてきて仕方が無い。「おバカ」を売りにするタレントのうちの数人は絶対「キャラ」を演じているだけだし、クイズ番組としても全体的に問題のレベルが低すぎる。比較的楽しく見られているのは「Qさま」くらいだが、これとて問題の傾向がパターン化しすぎて少々飽きてきた

本来わしが好きなのは視聴者参加型のクイズ番組なのだが、今やテレビ朝日の「アタック25」を残す程度ですっかり廃れてしまった。制作費がかけられない今こそこの手の番組を復活させるときだと思うのだがどうか?
ポチッとな

*1:1ミリも笑えない創価学会芸人が多数出演するのもこの類の番組の特徴