カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

報道ステーション(愛称:呆捨て)の歴史捏造

日本人の知らない"恥ずべき歴史" - ライブドアニュース

 1895年に起きた明成皇后(日本での呼称:びんぴ)殺害事件の全ぼうや、実行犯たちの子孫が110年ぶりに韓国を訪れ謝罪する場面を盛り込んだ特集が、24日夜10時からのテレビ朝日のニュース番組で放送される。

 日本の地上波テレビ局のニュース番組のうち、最も高い視聴率(20%)を誇るテレビ朝日の『報道ステーション』は24日、明成皇后殺害事件に関する14分間の特集を放送する。今回の特集は、韓国を代表するドキュメンタリー演出家であり、韓中日3国放送プロデューサー・フォーラムの常任組織委員長を務めるチョン・スウン監督が、2005年に制作したドキュメンタリー『110年ぶりの追跡 明成皇后殺害事件』を基にしている。テレビ朝日の関係者は「日本人があまりよく知らない歴史的事実という観点から、特集番組を放送することを決めた」と説明している。

 明成皇后殺害事件は、日本ではほとんど知られていない「恥ずべき歴史」だ。チョン監督のドキュメンタリーは、朝鮮駐在の日本公使だった三浦梧楼が、48人の刺客を動員し、景福宮に乱入して明成皇后を暗殺したという歴史的事実のみならず、実行犯の一人である国友重章の孫に当たる河野龍巳さん(88)、家入嘉吉の孫の嫁に当たる家入恵子さん(76)などが初めて韓国を訪れ謝罪したことにも触れている。テレビ朝日のニュース番組は05年以降、毎年韓国を訪れ、しょく罪を続ける子孫たちの姿を取材している。

 チョン監督は、テレビ朝日が明成皇后殺害事件を取り上げることについて、「韓流ブームなどで韓国に対する日本人の関心が高まる中、両国の歴史に埋もれた真実について知ってもらおうという趣旨によるものだ」と語った。なお、この特集番組は当初、日本の終戦記念日に当たる今月 15日の前に放送される予定だったが、水害などの災害が相次いだため、放送が延期されていた。

観ました、この番組。ヒドイもんでした。悪意に基づく推測と印象操作によってありもしない「歴史的事実」をでっち上げ、それに無知な古館がエラソーにコメントを加えるという噴飯ものの内容

まず特集の出だし。古館によると日韓関係は「今とりわけ重要視される局面」なんだそうな。それはお前の個人的心証に過ぎんだろ?

記事が「明成皇后」と伝えているのは李朝末期の王、高宗の妃「閔妃」のこと。なんでそれが「明成皇后」なのかと言うと、朝鮮が下関条約によって独立し大韓帝国になった後の諡号だから。それ以前だったら朝鮮王家が「皇」や「后」の文字を使うなんてもってのほかなのは歴史の常識

さらに言うと、上の画像のように黄色を用い、多数の文様をあしらった衣装を着ることは朝鮮王には許されない。ま、それはさておき

番組には二人の実行犯の子孫が登場する。この二人がまたヒドイ。まず河野龍巳さんは母から譲り受けたという香袋が閔妃殺害の「証拠」だと言う。河野さんは、その香袋を「朝鮮の女王が腰に着けていたもの」と聞かされて母親から譲り受けたのだそう。以来、香袋は家族にも誰にも見せず母の箪笥にしまっておいたのだそう。特集の後半では、贖罪意識にとらわれて韓国にわたった河野氏閔妃の肖像の前で土下座し、その香袋を「返却」するのだが、実はこの香袋、いつの間にかなくなってしまったので資料を元に再現したものなんだそう。つまりその香袋は自分しか見たことがなく、話も当事者ではなく母親からの伝聞とw。そこまで大事にしていたのになくしたとwww。本人は真面目みたいだから笑ってはいけないか

上の画像、左右に帯がついてますな。記事中にあるドキュメンタリーの映像を流用したと思われる
次に登場する家入恵子さん。家に伝わる刀に刀身が無いことを見せ、こんなことをのたまう

(この刀を朝鮮半島に持っていったとは言わなかったが)中がないということは持っていったのではないかなと

(゜Д゜) ハア??

さらにナレーションがこう続ける

家入嘉吉は帰国するとき、証拠隠滅のため刀を日本海に捨てたと見られる

(゜Д゜) ハア??
じゃなんで鞘と柄だけ残してんだよ。それこそ怪しまれるだろうが。だいたい民間人なのに刀剣所持ノーチェックかよ。「日本人はノーチェックだった」というのなら、証拠隠滅自体意味ねえだろうよ。アホか!

番組ではこの事件(乙未事変)の首謀者を三浦梧楼だとしてほぼ断定的に語っているが、これは明らかに公平性を欠く態度だ。さらに事件が多数のアメリカ人らに目撃されていた、としているが、これはアメリカ軍人指揮下で働いていたロシア人が「日本人兵士と韓国高級官僚が協力して王宮を包囲していた」旨を記録しているのみというのが実態。首謀者について真相は明確にされてはいないが、状況から見て閔妃の親露反日路線によって冷遇されていた開化派に近い者と考えるのが自然だ。また実行犯に関しては殺害現場にいた純宗が「禹範善が犯人」と証言しており、禹範善本人もこれを認める証言をしている。禹は後に純宗が放った刺客によって殺されている

だいたいこの事件は大院君と閔妃の権力闘争、清朝属国下の守旧派と開化派の党争、それらによる国政の混乱、さらには下関条約締結以後の親露勢力と開化派の対立などを知らないとなぜこの時期にこんな事件が起きたのかすら理解できない。それらを全部すっとばして「全て日帝のせい」にするのは単なる反日イデオロギーのなせる業としか言いようがあるまい

特集の最後に古館は例によってエラソーにこんなことを言う

国が強い国になろうとして他国に入っていく。そして戦争するというときには必ずこういう悲劇が起きてくる

えー、乙未事変は戦争じゃありませんからw。単なるクーデター。「必ず」ってお前がどんだけ歴史を知ってんだっての。無知のくせに適当なこと抜かすなボケが!
ポチッとな