カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

ただのジョグと映画「クリード」

タイトルの通りです。今朝はただのジョグ11km。キロ5分ちょいのペースで行って、途中100から200mほどのスプリント走(25秒から45秒)を5本入れただけ。最高心拍数は160程度なので、そこまで追い込んだわけでもなく、余裕を持ってのラン

気づいたのは少しだけ夜明けが早くなってきたことくらい

おお!いつものことだけど今日は普段に輪をかけてちっとも面白くない!(ブログが)

こんなときは面白い映画を観に行こう、ということで会社帰りに「クリード」を観てきた

アポロの息子の物語、という雑な予備知識で観に行ったのだが、まさかその息子が御落胤とは思わなんだw

映画はこれぞ正しきスピンオフのカタチ、という風情。映画「ロッキー」の原点たる「自らの存在証明」というテーマを踏襲したストーリーは、ファンであれば確実に心の琴線に触れるだろうと思った

作品全体に「ロッキー」へのオマージュがこれでもかと感じられるのだが、「ロッキー・バルボア」でのそれが多分に自慰的でノスタルジックなものであったのに比べると、「クリード」はリスペクトに満ちたリニューアルとでも言えようか。シリーズの名シーンをそのままベタに引用するようなことはせず、わかる人にだけわかる程度にさりげなく織り込んで本筋の流れを切らず、新規の観客にも映画「ロッキー」が持つ魅力をモダンな形で伝えようとする手法にはとても好感が持てた

過剰に盛り上げようとすればいくらでも盛り上げられる要素はあるのに、随分と抑制の効いた演出をするなあ、と思って観ていたのだが、後で調べたら、監督が「フルートベール駅で」の人だと知って納得

細かいツッコミどころはハッキリ言ってたくさんあるw。まず肝心の主人公アドニスのキャラクターがちょっと弱い。ボクサーを目指して家を飛び出した割には最初から満たされた生活をしているし、ハングリー精神の塊みたいなわけでもない

「アポロの息子であることを殊更に強調されることを嫌っていたのが、その名を誇りにして闘いに向かっていく」というアドニスの精神的成長と母親との確執から和解へと向かうドラマは、ストーリーの肝であるだけにもう少し丁寧に描いてほしかったのだが、その辺は尺の問題で省略されちゃった感じ

あともう一つだけw。これは本当にどうでもいいことだが、チャンピオンのコンラン役(本物のボクサー)もっと身体を絞ってこいやww

いや、いろいろ文句書いてしまったが、これは「ロッキー」への強い思い入れゆえのワガママ。映画は単体で見ても楽しめる良品に仕上がってると思う。あんまり小難しいことを考えずにスクリーンに映る新しいサクセスストーリーに浸っちゃった方が正しいですよ!

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