カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

いわきサンシャインマラソンふりかえり【その3】

いわきサンシャインマラソンふりかえりのつづきです

中間点を過ぎて左脚はさらに痛みと重さを増し、不安はどんどん大きくなっていた。幸い、心肺の方はまったく問題なし。時折ガーミンで心拍数を確認しても150そこそこで安定している。こうなれば脚が大丈夫なうちに行けるところまで行くしかないと踏ん張って走る

漁港の海沿いから少し離れたフラットな道へ出ると、沿道の応援がまばらになって少し寂しい区間に入る

正面に小名浜方面へ抜ける登り坂が見えてきたところで左折。事前にチェックしていたコース図によると、確かここはコース一番の難所と言われるマリンタワーへ向かう坂があったはず、と見上げるとあったあった坂!

気合を入れ直してフォームを正し、登りの体勢を整える。骨盤前傾!重心真下!肩甲骨寄せる!蹴らずに押してリズムよく!

スピードを殺さないように登りに入っていくと、前方の人たちが一斉にペースダウン。歩き出す人もチラホラ。自分も決して速いペースではなかったが、ここでかなりの人数を追い抜いた

長い登りとは言っても、アタクシの坂道練習グラウンドである岩山に比べれば勾配も距離も短いのでそれほど苦を感じることなくクリア

登りきったところにコース中最大のエイドがあることはわかっていたので、手前でメダリストのジェルを投入し、水で流しこんだ。イチゴとトマトのエイドがあったが、アタクシはどちらにも手を出さず。イチゴは両手に持って走っている人も見たw

エイドを過ぎると今度は一転して下り坂。高台を螺旋状に下る道のため、少々足に負担がかかるが登りの遅れを取り戻すべくスピードを上げて駆け下りた

マリンタワーから降りてきた先は小名浜の港。公道から小名浜港の埠頭に出るところでちょうど25kmとなった

21km 4分54秒
22km 4分57秒
23km 5分20秒←マリンタワー上り
24km 4分26秒←マリンタワー下り
25km 4分54秒(20-25km計24分31秒 0-25km累計2時間04分42秒)

小名浜港の埠頭方面に出ると、コース沿いには応援の人たちが大勢出ている。特定の誰かを応援している人もいるが、大半はアタクシのようなどこの豚の骨ともわからないオッサンにも声援を送ってくれてとてもうれしい。テンションが上がりすぎてペースが上がりがちなのが難点w

手を出してハイタッチを求めてくる人もいたので、子供を中心にハイタッチ。高校生くらいの女の子たちが手を出してくれたのにはオヂサン思わず喜んでしまった

声援に大いに力をもらう一方、海沿いの遮蔽物のないところへ出たせいか、横殴りの強い風が吹きつけてくる。コースを区切っているデッカい三角コーンが風に煽られて転がったりしていた

小名浜港を抜けて再び公道へ出るとそこは工業地帯。ここから沿道の応援がぐっと減る。ここは既に第二折り返しを過ぎた先行のランナーと再びスライドのある区間。28km手前くらいのところでトップとすれ違った。当たり前の話だが、やはり走りの馬力が違う

一般の応援の方の少ない区間だからか、29km手前のあたりにはサンバの応援隊がいて一際賑やか。パワーをもらうが足の痛みがさらに強くなってツライ。ペースの方もジリジリと落ちてきているのが自分でもわかる

ここまではなんとか設定通りのペースを刻んできたが、30kmを目前にして、左足が突っ張って思うように動いてくれなくなってきた。同じように走り続けているつもりなのに、ガーミンに表示される「現在のペース」がどんどん落ちていく、、、

足の痛みと重さと闘いながら走るうちに、ついに30kmを通過した

ガーミンでの30km通過タイムはサブ3.5達成の目安となる2時間30分をわずかに切っていたが、実際の30kmの表示板を過ぎる際に確認したタイムは2時間31分近く

26km 4:47
27km 4:54
28km 4:57
29km 5:05
30km 5:23(25-30km計25分06秒 0-30km累計2時間29分48秒)

当初の設定ペースだと、この5kmは最速で行かなければいけなかった区間なのに明らかにタレてきている。さらにここからの10kmを48分、1kmあたり4分48秒で行かなければならないのだが、スピードは上がるどころか下がる一方。サブ3.5どころか近いうちに左足に限界がくる、、、その不安がどんどん膨らんできていた


終わらない!のであと1回つづきます

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