カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

まとまらないままアップ

火曜の今朝は昨日降った湿った雪が見事にガッチガチに凍って道路がデコボコ。平らなところはブラックアイスバーンと化して危険極まりない


4時半過ぎに走りに出ようと一度外に出たが、あまりの路面状況にすぐに諦めて家へ戻った


仕方がないので室内で補強トレーニングとストレッチ。久しぶりにプッシュアップやら腕トレもやってみたら、今になって腕ダルダルw


写真は明るくなってからのもの。たぶん今日はランオフで正解


話は昨日に遡る


月曜は日曜出勤の代休だったのだが、朝、珍しく携帯のキャリアメールに着信。誰だろう?と覗き込むと高校時代の同級生から。瞬間的にイヤな予感がしたが開いてみると的中。同級生の訃報だった


亡くなったのは高校の頃、3年間同じ映画部に所属し、楽々(not苦楽)を共にした仲間のT。死因は膵臓がんとのこと


岩手では葬儀に先立って火葬をしてしまうのが通例なのだが、メールによると明日(火曜)には火葬してしまう、とのことだったので、その前に一度彼の顔を見ておかないと、となった


地元のO氏と集合してから弔問することにしたのだが、それまでまだ時間があったのでちょろっとジョグ

頭に思い浮かぶのは高校時代のこと。断片的で曖昧な記憶ばかりだが、その中に亡くなったTの思い出を探す


車を飛ばして地元へ戻り、友人O氏とともにTのいる葬祭会館へ行くと、彼のご両親が笑顔で迎えてくれた。息子を亡くしたばかりなのに笑顔


棺に横たわったTの顔を覗き込むと、少し痩せてはいるが、高校時代とあまり変わらない印象の彼の穏やかな顔が見えた


その後、ご両親の話で彼が5年も闘病していたことを聞いた。一度腫瘍を全部摘出する大手術を受け、2年後に転移が判明。仕事を続けながらの闘病の後、休業して地元へ転院。家族の近くで最期の時を過ごしたという


長い闘病生活で、ご両親も覚悟ができていたのだろう。穏やかな笑顔を浮かべて話してくれた


中学3年から4年間同じクラスで、共に自転車通学をしていたO氏からはTのエピソードが次々に出てくる。自分にはそれが無い


自分がTについて思い浮かぶことといえば、いつも穏やかに微笑んだような顔をしていたこと。何を言われても怒ったり、愚痴や文句を言ったりすることがなかったこと。ご両親の話でも、闘病中一度の愚痴もこぼさなかったという


Tは何度も転校を繰り返しながらも、小学校入学から高校卒業までの実に12年間、無遅刻無欠席の皆勤賞だったのだそう。たまに遅刻しょっちゅう欠席の自分とはえらい違い


そのTが奇しくも45歳の誕生日に長い闘病の末に逝ってしまった。人生はままならぬものとはいえ、なぜ彼のような男が逝って、万事テキトーな自分が生きているのか。そんなことを考えてしまった


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