カメラと映画と日本が好き

平成27年6月にはてなダイアリーから引っ越し。岩手県在住の49歳会社員。某マスコミに近いところ勤務。家族:相方&息子 祖国の未来を憂い、特定アジアと国内の反日分子を叩くことに燃えつつ、のほほんと写真を撮ったり映画を観たりするのを趣味とする男の日々。平成26年に突如としてランニングをはじめ、現在ドハマり中

小沢氏秘書逮捕に陰謀論?

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090303-OYT1T00919.htm

 小沢代表の公設第1秘書が逮捕されるという衝撃的な事態にも、政権獲得を目指す民主党幹部らは3日、「政権が仕組んだ陰謀」などと強気のコメントを並べてみせたが、一方で困惑する議員も。自民党幹部らは「国民に対する背信」などと糾弾の声をあげた。

 東京・千代田区の民主党本部には、夕方から報道陣が詰めかけ、党職員らが対応に追われた。逮捕の報が入る前の午後4時過ぎ、会議を終えて姿を現した山岡賢次国会対策委員長は「(麻生)政権が選挙に勝つために仕組んだ陰謀」と怒りをあらわにし、「捜査は民主党と小沢代表を中傷する意図がある」と捜査批判を展開した。

 その後、逮捕の報に接した男性職員(40)は「選挙前に党に打撃を与えるために狙われたのだろう。動揺はない」と語ったが、他の職員は、「なにもわからない」などと繰り返すばかり。

 東京16区から民主公認で衆院選に出馬予定の初鹿明博都議は「とにかく驚いた。小沢代表のところだけやられるのは、バランスを欠いている」と話し、「選挙への影響はあるだろう。ポスターを2人で撮ったが、そのままいくしかない」と当惑した様子で続けた。

 内山晃民主党衆院議員(比例南関東)は大久保容疑者について「まじめな人。犯罪を犯すわけがない」と語り、「(捜査は)政権を取ろうとしている勢いに水を差す行為で悪意を感じる。衆院選は小沢代表でやる。代表選の前倒しを主張するような議員は、党を出て行けばいい」。同党の筒井信隆衆院議員(新潟6区)も「国民が冷静になれば、選挙で自民党に負けることはない」と強気に語った。

 自民党本部も緊迫した雰囲気に包まれた。夕方、厳しい表情で1階ロビーに現れた武部勤・元幹事長は「政治家の良心が問われる問題。国民に対する背信だ」と指弾。萩生田光一衆院議員(東京24区)は「党内に、敵失で喜ぶような浮かれた雰囲気はほとんどない」と淡々と話し、深谷隆司・元総務会長も「選挙が近い状態で逮捕したのは、特捜部によほど確信があったのだろうが、自民党にプラスだなんて言っているとろくなことはない」と語った。

最後の自民党議員の声は本音だろうと思う。ここで敵失に乗じて解散総選挙となればかえって国民感情を損ねることになろうし、追及を強めれば自民党内にも捜査の手は及ぶことになる

にも関わらず陰謀論を振りかざす山岡や鳩山はアホウとしか言いようがない。奴らは「リアクション芸人」と同じ。ただその場の雰囲気と勢いで発言しているとしか思えない。テレビ朝日の「スーパーモーニング」では森永卓郎が「検察を動かしたのは麻生さん」との発言をしたそうだが、これなど明白な名誉毀損だ。奴らの「陰謀」「国策捜査」などの根拠のない発言こそ糾弾すべき「失言」なのではないか?

まぁ別にわしは小沢一郎を殊更糾弾しようとかそういうつもりは全然ない。無論擁護する気もさらさらないが、今回の件に関しては「興味ない」というのが本当のところ。もっと言ってしまうと、政治家がそこまで清廉潔白でどうする?という感すらする。「陰謀」を言うのは勝手だが、わしなんぞむしろ検察がしっかり機能しているという点で立派な国家だよなあ、と皮肉込みで感嘆してしまうのだけど