第三回いわて奥州きらめきマラソンふりかえり その1
アタクシの実家の近く、超ド地元大会でありながら、昨年は息子の学校の運動会と重なってしまいDNSとなってしまった「いわて奥州きらめきマラソン」。今年は運動会とは週がずれてくれたので憂いなく参加
いや、「憂い」はある。あった。かれこれ1年くらい続く左膝痛は解消しないまま。強度の高い練習はほぼできず、今年に入ってから練習量そのものもガタ落ち
1月 64km
2月 96km
3月 135km
4月 84km
走行距離は短い上にポイント練習はほぼなし。こんなんで本当にフルマラソンを走りきれるんか?いやお前舐めすぎだろ?とセルフツッコミ×100くらいしたくなるヒドさ
しかしまあエントリーしてしまったものは仕方ないし、痛いと言っても走れないほどではないから、義務として地元大会には出走せねばならん。走り出してしまえばなんとかなるだろう(結論:なんともなりませんですた)
実家に前泊して当日は朝4時に起床。スタート時間が午前8時と早いので、6時すぎには家を出ることにして早めの朝食は餅入りカップヌードル。そのあと母が用意したじゃこ飯も食べた。エネルギーはこれで満タン。つーか満腹
2kmの部に出場する息子を叩き起こして、車で会場近くの千田精密工業の駐車場へ着いたのが6時半頃。そこからシャトルバスへ乗り換え。観光バスではなくて路線バスを特別に大会用にまわしたものなので補助席はなし。アタクシたち親子は運良く座れたけど、立ったままの人も多くて気の毒な感じ
と言っても乗車時間は3分もないくらい。第一回の時はバスを降りてからスタート会場まで結構歩かされたが、今回は会場に直結。しっかり改善されていて感心した(エラそう)
今回アタクシのスタートブロックはC。タイムを控え目に申告したせいだけど、マジで控え目にしといてよかったw
スタート30分前を切っても後ろのブロックまではこーんなに隙間がある。こういう余裕はさすが地方大会
今回左膝の痛みやら準備不足もあったので最初からタイムは狙わず。ファンランの証として以前も使ったヒヨコの被り物をして走る気だったのだけど、どういうわけか家中探し回っても見つからなかったので急遽帽子のてっぺんにアヒルを取り付けたガアガア
地元大会ということもあって会社の同僚も多数参加。スタート25分ほど前に記念の集合写真を撮り、それぞれのブロックに散った
スタート前には奥州市長、大会アンバサダーの那須川瑞穂さん、ゲストランナーの柏原竜二さんの激励とアドバイス。那須川さん、めっちゃ元気。「強風の時は頭を前に出して走るといいですよー」わかりましたー
午前8時に号砲。さすがにこの人数だとすぐには走り出せない。ゆっくりと歩いてまずはスタートゲートを目指す
那須川さんの写真を撮ろうと左を向いたら、あれ?柏原さんもおる。柏原さん一緒に走るんじゃないの?と思ったが、とりあえず一枚パシャり。。。と思ったらボケボケ。たぶん左から那須川さん、市長、柏原さん。残念写真でスマヌ
スタートブロックをくぐってすぐにカミさんと息子の見送りを受ける。すかさず相互撮影
スタートから数百メートルのところで屋根の上の撮影隊確認。あんたら二年前も同じところで撮ってたっしょ?
コースはしばらく田んぼの間の農道がつづく。「きらめき」の名称の元になった田んぼにあんまり水が張ってない。きらめいてない!とかツッコミつつ行く
2kmちょいくらいのところ。応援、、、というよりは見物って感じの子たちw
祝・令和!そういえば新元号初のレースだったわ。こういうちょっとした歓迎ムードの演出がうれしい
3.5kmくらいで地元の仮装ランナー鉄人28年さんの自宅前通過。鉄人さん自作の数々の仮装が出迎えてくれる。ミニオンに圧巻の999。ってか999って仮装なのか?w
スターウォーズのR2D2にC3PO、メーテルもいる
さらにバルタン星人にチコちゃん!チコちゃんの横にはご丁寧にもキョエちゃんまで。しかしここに最近作のチコちゃんがいるってことはご本人は何着て走ってたんだろう?
鉄人さんの仮装展覧会を過ぎてしばらくいくと、今度はトラクターの陳列会を発見。ランナーを歓迎しているのか、ただ普段から並べているだけなのかは不明
最初の給水はスルーしたので二つ目の給水所。水しかないので「水」の掲示。でもこの掲示はいいね。わかりやすいし、準備もしやすい
給水ポイントで水をしっかり補給したら、トイレに行きたくなるのは自然の摂理w。5kmで早くもトイレ休憩。トイレから出てコースの逆サイドから記念撮影した一枚
トイレを終えて少しスッキリするかと思ったがどうも息が苦しい。ガーミンの心拍数表示を見ると早くも毎分150に迫ろうとしている。これはマズイ、このままでは保たないと悟る
スピードを落として心拍数を下げようとするも、どうしても145くらいから下がらない
藤橋へ向かう緩い登りは応援ポイントらしく、人はさほど多くないながらも温かい応援を受けた
藤橋たもとの道の駅前では和太鼓の応援。ちなみに道の駅のトイレは今は亡きアタクシの親父の設計。小さな道の駅だけど、道中もよおした際は是非ご利用くださいw
藤橋を渡って左折するとここからは北上川沿いを江刺まで北上する道。キツくはないが細かいアップダウンがある
しばらくいくと、ん?なんかふんどし一丁のオッさんの団体様がお立ち台の上におる〜
これ地元水沢・黒石寺の蘇民祭に参加する男衆の格好。ジャッソー!ジョヤサ!の掛け声を拳振り上げながら唱和して通り過ぎた
途中走りながらタブレット端末でランナーを撮影していた少年を発見。すかさず逆撮影
お次は鹿踊り。こうして見るとなかなかにファニー
「令和へきらめけ」全然きらめける気がしなーい
コースは旧江刺市内に突入。ふと見上げるとスタート時には空を覆っていた雲がだいぶ少なくなってきている。暑さのせいで発汗が多い。心拍も150付近をウロウロ。ペースはキロ5分10秒くらいだけど、このままだと絶対につぶれる
きらめきマラソンの良いところ。エイドの200m手前に必ず看板が設置してあった。これは助かる。さらにエイド手前には、水やスポーツドリンクや給食の種別とテーブルの位置と数を細かく表示してあって至れり尽くせり。キロ表示もキッチリ1km毎にあってほぼ正確だったし、こういう運営の姿勢はさすがにランネットの100選に選ばれただけのことはあると思った
第一回のコースではそのまま北上して奥州市役所江刺支所まで真っ直ぐ向かっていたので、そのつもりでいたら、手前で突然西方面へ左折したのでちょっと驚く。ゴール位置が変わったので距離調整だろうか?
再び江刺支所へ向けて右折し北へと歩を進めるとそこはスライドになっていた。先行する会社の同僚二人にエールを送るが、どうも二人ともかなり消耗している様子で反応が鈍かった
そしていよいよ折り返し地点へ向けて江刺支所の敷地内へ
江刺支所の敷地に入ってすぐのところに誰がが立っている。よーく見ると柏原竜二さん。いつの間にワープしたんじゃ?と考える間もなくハイタッチ。結構バシーン!と強めに手が当たってしまった。柏原さん、ごめん
設置されたミスト付きの扇風機の風を立ち止まって受けたりしながら折り返し
再びスライドポイントに戻ってレースは後半戦。後から来る後輩たちに大声でエールを送りながら行く。口はまだまだ元気な模様
中間点を過ぎ、ペース的にはまだまだサブ4圏内。しかし身体は確実に疲れを感じている。心拍数が上がりっ放しで普段の練習ならとっくにヘタレてるレベル
それでもまだ脚は動いているし、筋痙攣の兆候もまだ無い。なんとかこのまま保ってくれないか?もしかしたら保つかも。。そんな甘い期待を抱きながら後半へと入っていった
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